WISTERIAでございます。
本日2本目はシーズン終了企画
「ポジション別MVP」
中盤ハードプレス編をお届けします。
それと、風雲急を告げている
バルセロナの今の現状を
WISなりにまとめてみましたので
そちらもお届けします。
なお、この記事は
「昨日」書きました。その後
事態が急激に動き始めましたので
「メッシ移籍意思表明」
については明日の記事に書きます。
その点、ご了承ください。
過去のMVP記事
GK編
CB編
RSB編
LSB編
アンカー編
もよろしければご覧ください。
あまりの事態の急変に
1日2本記事を出しちゃった
WISのブログ、始めます。
Table of Contents
バルセロナの現状「終末の序曲」
「ペップの遺産」を引きずって…
この10年のバルサを振り返ると
結局はここに辿り着きます。
「ペップの遺産」と言いますか、
その絶対軸であるところの
「メッシとその仲間たち」
というテーマが付き纏ってきました。
新監督、新たな選手、新たな戦術を
語る上で、常に
「ペップのフォメに近いか遠いか」
「メッシをどう使うのか」
「メッシとの相性はどうか」
という尺度で測られる…。
他のクラブとは違う特殊な環境で、
それでも10年間は毎年何かしらの結果
(=タイトル)を手にしてきました。
いつかは「終わり」が来るんですが…
しかし、今季は12シーズンぶりの
無冠。メッシへの依存度は
日に日に高まるのとは裏腹に、
メッシ本人が33歳を迎え
「ついに衰えの兆候が」
なんて記事も踊るようになる…。
彼の仲間たちも相応に歳を取り、
しかし代わりとなる戦力は定着せず。
LWGはA・サンチェス、ネイマール、
デンベレ、コウチーニョ、グリーズマンと
散発的な活躍に留まり獲得、放出を
繰り返し、CFはスアレス以降彼の
「ターンオーバー」すら叶わぬ始末。
いよいよ本格的に
「メッシ以後」
を考えるべき時期には、確かに
来ているとは思いますが…。
クーマン招聘に会長は何を期待するのか
今季の不振の責任を取り
セティエン監督(彼の交代は既定路線)、
アビダルSD(彼もメッシら選手を
怒らせる発言があり当然の交代)が
退任。他のフロントも4月に
大量辞任するなど大混乱中。
バルトメウ会長が自らの保身のために
監督とSDを切り捨てたとの評判が
もっぱらでしたが、彼が連れてきた
新監督は、オランダ代表監督で
クラブレジェンドのR・クーマン。
監督としていくつか成功はあるものの
決して評判はよろしくなく
(主力選手との確執や強権的な態度。
監督としては失敗の方が多いような…)、
私WISも彼の「監督としての能力」
については全く評価していません。
そのクーマンにバルトメウ会長は
何を期待して監督に招聘したのか、
にわかには想像し難いところです。
早くも選手たちには混乱と困惑が
まず、バルトメウ会長が
「売却・移籍不可」
とする7選手を発表。
「メッシ、テア・シュテーゲン、
ラングレ、セメド、F・デ・ヨング、
デンベレ、グリーズマン」
とのことです。
この発表にまず
「選手たちの心が離れる」
とメッシが激怒。そもそも近年の
フロントの相次ぐ失態に
メッシは嫌気がさしており、
「変わらないようなら移籍も辞さない」
と言っていたにもかかわらずの
この発表。
ピケ、アルバ、ブスケッツなど
長年の功労者のプライドを傷つけ、
発表以外の選手は心がぐらつき、
発表された7人にしても
メッシのように
「移籍したいけどできない」
状態になる、まさに愚の骨頂、
誰も得しない発表(T . T)
続いてクーマン新監督は
「オランダ代表選手を数人獲得」
という希望を発表。
まぁこれは
「愛弟子」
の獲得希望ですからよくある話です。
候補に上がっているのは、
デパイ(リヨン)
ファン・デ・ベーク(アヤックス)
ワイナルドゥム(リヴァプール)
とのこと。
が、個人的には90年代後半、
ファン・ハール監督時代の
「バルサのオランダ化」
を思い出してしまいますねぇ。
クライファート、デ・ブール兄弟、
コクー、ライツィハー、ボハルデ、
ゼンデンなどなど…。
それなりのタイトルを獲得しましたが
ファンの評判はまぁ悪かった…。
当然チームに「オランダ閥」ができ、
その他の選手たちと軋轢を生み、
最終的にバルサは
「解体的出直し」
をせざるを得なくなりました。
実はその後そこから若き
シャビやイニエスタ、そして
メッシらが台頭してきたんですが…。
ただ、今回のクーマンの発言を
「いつか見た悪夢の再来」
だと、ファンは当然思います。
で、さらにクーマンは直近で
残留希望を明言していた
「スアレスに戦力外通告」
をしたとか。これはかなり
まずいのでは…。続報では
ビダルにも同様の通告をしたとのこと。
「終末の序曲」
が突然流れ始めた感じです。
「ハードランディング」とも「クラッシャー」とも
チームのサイクルを考えると
「ベテラン選手に引導を渡す」
ことが必要な時期ではあります。
バルサも遅かれ早かれ
こうなるだろうとは思いましたが、
ここまで急激に舵を切るとは…。
果たしてこれがバルトメウ会長が
望んだことなのかどうか。
「クラッシャー」
「ハードランディング」
とも取れる人事ですが、まぁ
こうでもしないと今のバルサは
簡単に変えることができない
というのも事実。それだけ
ここ10年のバルサが偉大だった
ということも言えるでしょう。
事態を見つめるシャビ、しかし…
で、バルトメウ会長と
折り合いが悪く、彼が会長の限りは
バルサの監督には就任しないであろう
シャビは、遠くからこの事態を
見ているはずです。
彼にとっての最高のシナリオは、
現体制のチームを完全にぶっ壊した
クーマンと共にバルトメウ会長が退任
(まぁ愛するクラブの失敗を
望むわけでもないんでしょうが…)。
新たなサイクルのスタートとして
新会長と共に監督に就任し、
ペップの遺産にもとらわれない
まっさらな体制のもとでチームを創る
という感じでしょうかねぇ。
しかし、これだけ混乱を招いている
バルトメウ会長とクーマン監督のセットが
成功してしまう可能性もないわけでない
というのがフットボールの怖いところ(^◇^;)
私もこれだけけちょんけちょんに
言っておいて、チームが立て直って
タイトルを獲得しようもんなら
何を言われるかわかりません(笑)。
果たしてバルサは今季どのような
顔ぶれで航海を始めるのか、
いろんな意味で目が離せません。
そしていよいよ「現実的な」崩壊が
そして今朝。ついに
「アイコン」メッシから
退団意思の表明が…。
ここからの話は明日の記事で
お届けしたいと思います。
「ポジション別MVP」中盤ハードプレス編
ラインナップ
…と言いましても、総合値90以上の
中盤ハードプレスはこの3人のみ。
いずれも年明け以降に獲得とあって
前半戦は影も形もありませんでした(^◇^;)
能力はいずれも高い選手たちで
獲得以降、アンカーやプレーメイカーとの
2ボランチやインサイドハーフの片方として
どのように組み込み機能させるかが
課題の1つとなりました。
第3位
3位と言っても、3人しか
おりませんので…
IMエマニュエル・プティ。
唯一のレフティハードプレスで
能力値も悪くなく(Iconic Momentですから…)
これから使おうかと思った直後に
レフティのプレーメイカーやBtoB
(ファビアン、サウール、ラビオ)が
立て続けに入団。あっという間に
出場機会を奪われました(T . T)
1位、2位とはとてつもない差が
あります。
第2位
2位はパトリック・ヴィエラ
(レジェンド)。
年明け獲得で出場試合数184。
守備的な中盤レジェンド随一の
能力は伊達ではありませんでした。
スピード、フィジカル、守備力は
文句なし。課題のパス能力も
スキルトレーナーでワンタッチパスを
後付けして補強。
パワフルなヴィエラですが
その体格からかキレには欠け
スピードの割にもっさりした印象を
受けるのが多少気にはなりました。
最終盤に出場機会が激減したのは
(能力インフレもありますが)
その辺りが原因かと思われます。
第1位
堂々の第1位は
エンゴロ・カンテ!
年明けに獲得後は主に
インサイドハーフとして活躍。
守備力は言うに及ばず、パス精度や
縦への推進力も兼ね備えた
スペシャルな選手でした。
後期Fans’ Choiceで能力爆上がりの
カンテを獲得して以降は
ヴィエラの出番がなくなりました(^◇^;)
中盤ハードプレス総評
カンテとヴィエラで
大満足なわけですが、もう1つ
欲を言えばキミッヒが欲しかった…。
CLではRSBで格の違いを見せましたが
もし監督だったら起用法は悩むところ。
大谷翔平ではありませんが、
「分裂しろ」
と言いたくなるでしょうなぁ(笑)。
あとがき
事態は刻一刻と動いております。
昨日書いて今日出そうとした記事が
あっという間に古くなってしまう…。
いちファンとしては面白いんですが
記事を書く側からすると
「勘弁してくれい」
とちょっとだけ思います(^◇^;)
明日は、メッシについて。
単独記事になるか、
「シーズンMVP」と合わせるか、
これから記事を書いて考えます。
新車購入の話も書きたいんですが…(T . T)
それでは、また。
To Be Continued…
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