WISTERIAでございます。
全世界を巡り巡って大変なことに
なっております
「メッシ移籍意思表明」。
日本でもTwitterのトレンドに
上がるほどの注目度の高さ。
昨日は前半戦の記事として
バルトメウ会長とクーマン新監督
についてのお話をしましたが、
後半戦の本日は
「メッシ」
に照準を絞って書いていきたいと思います。
過去のMVP記事
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ハードプレス編&バルサ記事前半戦
もよろしければご覧ください。
WISのブログ、始めます。
Table of Contents
バルサ終末の序曲2「メッシ退団意思表明」
徐々に怒りを募らせて…
メッシのバルセロナでの活躍は
皆さんご承知のとおり。
クラブレベルで考えれば
「メッシ=バルセロナ」
でありました。
近年のメッシは特に依存度が増大。
もはやバルサの攻撃は
メッシなしでは成立しない
というところまでに。
それとは裏腹に、メッシの心の内は
クラブに対して懐疑的になり
不満を募らせていたことも事実。
戦力補強に関する不満、
監督招聘に関しての不満
(セティエン監督の能力には
言葉にしないものの最初から否定的)、
さらには当時のスポーツダイレクター
(元バルサDFのアビダル)の発言
(バルベルデ前監督時代の選手たちに
「ハードワークに欠けた」と
身内を否定した)も重なり
心はバルサから離れることに。
そして、無冠に終わった今季。
リーグではR・マドリーに水を開けられ
CLではバイエルン相手に
2−8の衝撃的な敗北を喫し、
「爆発しやすい精神状態」
であったのは間違いありませんでした。
クーマン新監督の発言が引き金に
そこへ来て、新監督の
ロナルド・クーマン新監督、そして
彼を招聘したバルトメウ会長が
次々と「爆弾発言」を連発。
会長の「7人の残留選手発表」で
残留7人含む
選手全員の気持ちが揺らぎ、
新監督の
「スアレス他戦力外通告」
で、仲間であるメッシは怒り、
同じく新監督がメッシに対し
A「君の特権は終わった」
B「チームのために全てを尽くせ」
C「私は柔軟性には欠ける」
D「君はチームのことだけを考えろ」
と言い放ったという話があって、
これで完全にメッシがキレてしまった
という流れのようです。
会長の発表とスアレスの戦力外通告は
前半戦の記事である程度書きましたので
(返す返すもこれらの発言は
「故意にメッシをキレさせた」
ように見えて仕方がない)
ここでは、クーマンのメッシに対する
発言、考え方について一つ一つ
考察していきたいと思います。
A:メッシの守備免除は「特権」なのか
これまでのバルサにおけるメッシは
「攻撃に専念」
「守備が免除されている」
ということが言われています。
側から見れば確かにそう見え、
結果においてその考えは正しいんですが、
この見方(=クーマンの見方)は
「メッシという選手・及びこの戦術を
あまりに矮小化し、決め付けている」
と言わざるを得ない、と思います。
結論から言いますと、これは
話の順番があべこべで、
これまでのバルサは
「メッシの個人的な問題(=ワガママ)で
守備が免除されていて、周りがそれを
受け入れざるを得ない」
ということではなく、
「『メッシのいるバルサ』として
チーム全体の戦術を考えた場合、
メッシを組織的守備に
組み込まない方が
チーム勝利の可能性が
高くなる」
という理由であり、周りの選手たちも
(一部の選手を除いて)それを了承して
チームを作ってきた、というわけです。
メッシ本人も、組織的守備の免除は
「それがチームの戦術だ」
「チーム勝利の最善の道だ」
と理解して働いていたのに
「君の特権だ」
などと、さもワガママのように
決め付けられてしまったことには
相当な怒りを覚えたでしょう。
B:チームのために全力を尽くす必要…
Aの話の続きとなりますが、
「チーム戦術の一つ」
(それが全てだったとも言えますが)
として全身全霊をかけて
チームの勝利のために攻撃に
注力していたことに対して
「ワガママ」だの「特権」だの言われ、
「チームのためでなく
我欲のためにプレーしている」
とも言わんばかりの発言を
新監督からぶつけられては…。
D:君はチームのことだけを考えろ
これも、
「君はいつも自分のことしか
考えていない」
と言われたも同然。
メッシに関しての認識が基本的に
「悪い印象」
しか持っていないと言うことでしょう。
C:私は柔軟性に欠ける…
わざわざこれを言うわけですから、
「意見を変える、自分の意思を
曲げることはない」
との宣言という事でしょう。
ここまでのクーマン新監督の発言で
メッシに対しての印象は
察しがついたと思います。
メッシが移籍を志願した「真の理由」
ここまででおわかりとは思いますが、
メッシは
「特権が剥奪されるから」
怒ったのではなく、
「クーマン新監督が
自分のことを
全くわかってないし、
これからもわかろうとしない
(考えを改めない)から」
そんな監督の元では働けないということで
移籍を志願したということは
はっきりさせておきたいところです。
では、なぜクーマン監督は
これほどまでにメッシを冷遇
することになったのか。
それを考えますと…
敢えて肯定的な見方をすれば…
これら一連の発言を肯定的、と言うか
「何か意味があるものだ」
と無理やり考えると、
クーマン新監督はバルトメウ会長から
「メッシ世代を一掃するよう」
要請を受けている、という考え方。
一連の発言はそれに沿ったもので
「メッシ・サイクルの終焉」
と
「新たなバルサの構築」
という使命のために敢えて既存戦力に
厳しい態度をとり続けている。
メッシサイドから考えると
「悪者」になるように、
その役を買って出ている
に過ぎない…。
しかしまぁ、この考え方は…。
普通に考えれば…
これまでの監督経歴や
ロナルド・クーマンの人物像を考えると、
そう言ったタスクを担っているとは
到底思えません。
ただただ
「本当にそう思っている」
だけだと思います(笑)。
自身の好き嫌いが激しく、
スター選手と反りが合わない。
過去の監督経歴で対立した事実は
数知れず。強権的で融通が利かない
(この辺を自分で言っているのが
「正直な監督」だなぁという印象)、
不利な立場に立ったり、
チームがうまくいかない時は
自身の保身に走るという
「実績」
がありますので…。
メッシに対する会長の「回答」
となると、こうなることが
「火を見るより明らか」
だったにもかかわらず、なぜ
バルトメウ会長が彼を招聘したのか、
という疑問に回帰するわけです。
結局のところ、
「メッシ世代を一掃しよう」
と決断した会長(メッシら重鎮が
選手として発言権が大きくなり過ぎた
ことが、会長としては
我慢ならなかったのでは?)
が、それを指示しなくても
必ず対立するであろうクーマンを起用し
今回の騒動を敢えて作り出した、
と考える方が自然かも知れません。
「クラブの方針に影響を与える
メッシに対する会長の『回答』」
ということでしょうか。
どこへ行けばメッシは輝くのか?
ここからはメッシの今後を。
マンC、マンU、パリSG、
そしてインテルなどが候補に
上がっていますが、相当の資金力と
「チームとしての魅力」
がないと移籍は不可能でしょう。
また、移籍したとしてメッシを
「どのような形で使うか」
ということについてはかなりの
興味があります。
「メッシ中心のチーム作り」
をするのか、はたまた
「既存戦術にメッシを組み込む」のか。
各国の名だたる監督たちの
「解答」を見てみたいものです。
現状では(希望を出したばかりですが)
ペップという「最大の理解者」
が監督として存在するマンCが
資金力から言っても先頭かと。
「ファイナンシャルフェアプレー」
問題もありますので獲得に際しては
相応の放出が想定されます。
最新情報では
「3人の若手をトレード」
(G・ジェズス、エリック・ガルシア、
レンタル中のアンへリーニョ)
で移籍金額を下げようとしているようです。
「オールプレッシング」のトレンドがマイナスに…
今季のCLでの最新のトレンド戦術は
「オールコートプレス」
による早期奪還からの攻撃。
コロナ禍、準々決勝からは
集中開催の一発勝負という
特殊な環境とは言え、スター選手が
鬼プレスでボールを奪い切る
スタイルが目を引きました。
これと
「メッシ獲得、起用」
というのは戦術的に相反している
のも確か。逆に言うと
このトレンドにメッシをどう
組み込んでいくのか、と言うのは
監督の腕の見せ所ではないでしょうか。
稀代のスーパースター、
メッシの未来はどこにあるのか…。
「Iconic Momentメッシ」はどうなっちゃうの?
まさかの
「アンバサダー移籍」
となってしまう可能性が
高くなっちゃったウイイレ。
世界のサッカーシーンに対する
インパクトから見れば
ほんの些細な話なんですが、
我々ウイイレ戦士には最重要の話。
特に、
「バルサエディション」
をIconic Momentメッシ目当てで
買った人は、それがお蔵入り
なんてことになったら…。
KONAMI運営さんだってこんなことは
想定外のはず。今頃対応に
てんやわんやになっていることでしょう。
続報を待ちたいところです。
あとがき
やはり単独記事になりました(笑)。
メッシの記事を見ながら
書き殴ったような形になりまして
細かいところでミス等々があるかも
しれませんm(._.)m
さて、
アプリは今週もPOTWガチャあり。
PS4でもあるようなら
明日はとりあえずこのガチャについて
書きます。果たして皆さんに
どれだけの興味があるのか…。
それでは、また。
To Be Continued…
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