なぜS・コンセイソン監督はあれだけ中島に怒ったのか【ウイイレ2020幕間:欧州サッカーコラム】

欧州サッカーコラム
WISTERIA
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そりゃ怒りますって。

WISTERIAでございます。

 

今日はメンテ日木曜日♪

FP登場の予定であります。

 

その前にCLも開幕し

欧州のあちこちで熱戦が

繰り広げられております。

ビッグクラブもケガ人やら何やらで

すんなり勝つことができずに

意外な幕開けのところも…。

 

あれこれ書きたいことが

溜まっていますので、メンテ中の

時間を利用しまして、あれこれ

雑多に書いていきたいと思います。

まずは、ポルトで起こった

「事件」について。

 

WISのブログ、始めます。

 

「S・コンセイソン激怒事件」の経緯とその原因

 

先週末のリーグ戦、ポルトの監督

セルジオ・コンセイソン

試合終了後、途中出場させた

中島翔哉に激昂したという

ニュースがありました。

試合終了後、一応中島に握手を求めた

監督が、彼の態度を見て激怒

味方の制止を振り切って

中島に対して怒鳴りつけた

ということです。

 

「空気が読めない」

と以前このブログ(こちら)でも

書いたように、

独善的なプレーが多い中島

時としてチームの足を引っ張る

存在になりかねません。

今回監督が怒ったのは、

「ボールロスト時の守備」

試合終了後の態度

問題があったことに起因するようです。

 

「技術」「戦術」「戦略」の違い

技術

 

サッカーで必要なのは

言うまでもなく「技術」

戦国時代の合戦に例えるなら

「個人的武勇・戦闘力」

ということになります。

これがないと話にならない。

この話においては、テクニック

だけでなくスピードやパワーも

このカテゴリーに入ります。

中島は、この面に関しては

図抜けていると言っていいでしょう。

 

戦術

 

次に、戦術

サッカーにおいてはフォメ、

味方との連携等でどうやって

相手に勝つか。

同じく戦国時代に例えれば

「魚鱗の陣」「鶴翼の陣」

などなどの戦術及び武将、大将の

「統率力」にあたります。

中島は、こと局地戦に関しては

それなりの連携を見せているものの

統率者であるところの

「監督の言うことを理解し

実践できているか」

に関しては疑問符がつきます。

 

戦略

 

最後に「戦略」。これは

「この試合にどうやって勝つか」

「2戦トータル」

「リーグ戦の勝ち点差」

などの戦局を踏まえた戦いができるか。

戦国時代の方がわかりやすいんですが、

「この戦いの意味」

がわかって戦っているかどうか。

「味方の援軍が来るまで

数時間耐えればいい

のか、

「たとえ敵の武将を討てなくても

敵の侵入さえ防げばいい

のか、

「何が何でも(犠牲を払ってでも)

敵の大将の首を取らなければならない

のか。

マクロ的視点を考えて、

「今、自分が何をすべきか」

を考えて戦うと言うことですな。

 

中島には「戦略的思考」が決定的に欠落している

 

長々説明しましたが、私が

言いたいのは、中島には

「戦略的思考」

が決定的に欠落している

ということです。

 

途中交代で入る選手には

監督から与えられた役割

というものがあるはずです。

それはスタメン選手よりも

「戦局」を踏まえた指示

であることが多い。

 

中島投入のタイミングは

2点リード72分」。

普通の監督が考えるのは

「3点目を取るに越したことはないが

出来るだけ時間を使って

ボールをキープし、相手に

攻める時間を与えない

ということでしょう。その意味で

キープ力の非常に高い中島

投入したと考えられます。

 

しかし、投入された中島

この監督の意図がわかっていなかった

「わかっていなかった」

と言うのが決めつけだと言うなら

「意図を踏まえたプレーを

 全くやらなかった」

と言い換えてもいい。

無理に行かなくてもいいプレス

行き、味方との連動なく

相手GKにプレッシャーをかけ

(相手GKが蹴らずにモタモタして

くれればそれはそれで良かった)、

ロングボールを蹴られて

失点の原因となりました。

その後もむやみにドリブルで

つっかけてはボールロストし、

ピッチにばったり倒れたまま

失ったボールを追おうともしない

守備も軽く、結局は相手安西

同点ゴールにまで繋がる始末。

 

で、ATも終了間際に

やっとこすっとこ勝ち越して

勝利で終わったからいいものの、

中島のところに行ってみたら

まるでその辺を理解しておらず

(理解してたら謝りますって)、

反省のカケラもないって言うんですから

そりゃ監督も怒りますよf^_^;

 

日本代表で「やらかす」可能性も

 

これだけの出来事があり、

なお中島本人がこの事実について

「理解する気がない」または

「考えを改める気がない」

と言うのであれば、ポルトの

S・コンセイソン監督も

「明らかな格下相手の先発」

か、

「ビハインドでの途中投入」

くらいしか使いようがない

イーブンの相手の試合じゃ

怖くて使えないと思います。

 

で、日本代表です。

アジアの2次予選程度であれば

多少ボールをロストしても

後ろの踏ん張りで何とかなりますが、

最終予選のヒリヒリするような

接戦でこれをやられては、

森保監督の首がいくつあっても

足りませんf^_^;

監督の首云々よりむしろ、

取り返しのつかない敗戦

繋がる可能性も…。

 

森保監督はその辺も理解して

中島を起用しているとは思います。

あるいは予選中も、リードを

ある程度奪ったら中島を下げる

という起用法を見せるかも

しれません。さらには中島を

ベンチスタートにすると言う

采配を見せるかもしれません。

だとしたら、理由はこれですf^_^;

 

あとがき

 

すみません、ウイイレ全くなし(笑)。

後ほどウイイレ記事を書きますので

よろしくお願いいたしますm(._.)m

 

あと、中島翔哉について私は

立て続けに厳し目の記事

書きましたが、特に彼が嫌いだとか

そう言う訳ではなく、

この辺をわかってくれれば

もっと凄い選手になるのになぁ、と

非常に歯がゆい思い

記事を書いております。

その点はご了承ください。

 

それでは、また。

To Be Continued…


 

 

 

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